お知らせ
2013年4月20日
アサリ養殖
先日、三重県鳥羽市浦村のアサリ研究会に行ってまいりました。
突然の申し出にも関わらず、視察を快く受け入れていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
アサリの生産減少は危機的状況です。
国産のアサリ資源を増やそうと、様々な取り組みがなされています。(干潟地盤の保全・維持、底質環境改善、 稚貝・母貝の移殖放流、 害敵生物の駆除・侵入防止、資源管理)
アサリ資源を維持・増大することは、干潟海域の環境を守るためにも非常に重要なのです。
一方、青森県の陸奥湾では、近年高水温が続き、ホタテが大量へい死してしまうという大打撃を受けています。
地球温暖化のせいかどうかはわかりませんが、昔に比べ水温が高くなってきていることは事実です。
環境に適合した魚種の発掘が急務になっています。
そこで、目を付けたのがアサリの養殖です。
青森県の陸奥湾では、伊勢湾ほどではないかもしれませんが、アサリのラーバ(アサリの幼生)が漂っているのは、ほぼ間違いありません。
まずは天然採苗できるかどうか試験をします。
2年目以降は適地の最適化、採取方法の効率化を図ります。
難しいことを書きましたが、
アサリとれればいいなー。
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